ハイスクール奇面組

悪名高き夢オチはどうなってたらよかったのか?

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まずはじめに、ハイスクール奇面組の最終話を簡単に紹介する。

奇面組をはじめ、主な登場人物は大人になり、それぞれの生活をはじめる。
ある日、大人になったゆいは零の自転車の後ろに乗りながら寝てしまう。
すると、中学に転校してきた初日に戻り、ちえに起こされる。

「全部夢だった」

と思いつつも、廊下の先には奇面組の5人らしき影が見えて・・・

というラスト。
「奇面組とのエピソードはすべて夢だった。でも、この後奇面組と出会うことになる。」
とも取れる内容。

このラストは数ある夢オチの中でも特に読者にショックを与えた夢オチとして有名。

では、どんなラストが望ましかったのか?
個人的には夢オチにする直前の内容、つまりみんな大人になりました、でよかった気がする。
奇面組は割とSFチックな描写がちらほら出てくるので作者としてはSFっぽい終わり方=無限ループをしたかったようにも思える。

しかし、読者にショックを与えた一番の原因は夢オチというのが「ゆいの夢だった」という部分なのではないか。
例えばそれが「作者の夢だった」ならまだマシだったかもしれない。
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